咳喘息は喘鳴がなく咳だけが続く状態です。もちろん、咳喘息が喘息に移行することがあります。喘息に移行する予防策として吸入ステロイド療法が考えられています。咳喘息の鑑別疾患には何があるか?咳が続く病気には逆流性食道炎、副鼻腔気管支症候群、気管支喘息などがあります。逆流性食道炎は高脂肪食、肥満が危険因子とされています。咽喉頭異常感症の原因と考えられています。副鼻腔気管支症候群は後鼻漏、前鼻漏を特徴としています。気管支喘息は肺に音が聞こえる喘息です。胸部レントゲンで異常がみられない咳つまり咳嗽がみられたらまず逆流性食道炎、気管支喘息、副鼻腔気管支症候群を除外し咳全国という概念を知ることが大切です。長い間咳が続くときはまず胸部レントゲンを撮影することが大切です。