ねあせを中医学では盗汗と呼びます。陰虚や陰虚火旺のときみられる盗汗は現代人のねあせです。寝汗は虚弱体質のサインです。汗をいっぱいかく人の漢方薬としては防已黄耆湯があります。防已黄耆湯を多汗症の漢方として病名漢方を何度か試みましたが無効でした。悪い夢を見たり、過労により発生します。昔、結核が多い時代には盗汗は結核で弱った人のサインでした。しかし、わたくしが結核病院の呼吸器科に4か月派遣されましたがあまり盗汗は問題になりませんでした。問題は耐性菌とか薬の副作用で肝機能障害、CFFつまり中心フリッカー値、SMによる難聴などでした。現代では結核などの感染症とともに自律神経障害も示唆されています。