眼精疲労の患者さんが来られたらまずめがねがあっているかどうか。老眼年齢かどうか?老眼年齢なら今より度数がゆるいめがねを勧める。遠近両用をお使いなら緩い目のめがねを勧める。遠近両用は万能めがねではないことをお伝えし単焦点めがねを勧める。それも室内用の緩いめのめがねです。何でも見える魔法のめがねは存在しません。めがねををかえてだめならドライアイとかの目の治療になります。シリコンのプラグは怖いからキープテイアをすすめる。考えてくるという人はたいてい二度と来ない。世の中そんなもんです。眼精疲労を漢方でなおしてというのは特殊な方です。何処からクラシエ薬品の桂枝加竜骨牡蠣湯が眼精疲労に有効ということになったのかさっぱりわかりません。しかし、ビタミン剤も眼精疲労にはほとんど無効でしょう。だから眼科ではビタミン剤は処方できません。案外気持ち良くなるのはアイマスクです。あっためると結構気持ち良くなりますよ。ドラッグストアで売ってます。眼精疲労で受診して緑内障ということもあります。眼底検査もしっかりしましょう。眼底写真で緑内障は発見する時代です。