記事一覧

アラキドン酸カスケードと緑内障

アラキドン酸カスケード細胞膜のリン脂質にホスホリパーゼA2が作用し遊離アラキドン酸が産生されCOXが作用してPGG2さらにはPGH2そして眼圧下降作用を有するPGD2、PGE2、PGF2α、眼圧には関係しないPGI2,TXA2があります。5-リポキシゲナーゼが働き5-HPETEが産生されさらにLT類が生成されます。ロイコトリエンは鼻炎や喘息の原因とされています。緑内障薬で単剤NO1の売上高のラタノプロストは フォスフォリパーゼA2を活性化します。ニプラジロールはNO活性とCOXを高めPGつまりプロスタグランジン活性を高めます。