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姫路のドライアイとジクアス点眼液

姫路の冬はドライアイの方には最悪です。雪が降らない。日本海からの湿った空気も来ない。ひたすら寒い。したがって空気はからからです。姫路の冬はドライアイの方にはつらい。プラグを入れるのは怖い。したがって点眼治療から入るのが普通です。ためしてガッテンはバラエテイ番組といわれるくらい注目の番組です、ムコスタ点眼で視力があがると話題になりましたが普通の視力検査ではなく実用視力といわれるものです。実用視力は5Mの距離で測ることは同じです。しかし、実用視力検査には時間の概念が入ります。ムコスタ点眼液がゲル化に成功するかどうかわからぬ状態において今現在ヒアルロン酸製剤では結膜嚢への滞留時間15分、人工涙液マイテイア点眼では5分一方ジクアス点眼液では30分以上にわたり涙液量を増加させる。BUT延長効果も強い。継続使用で効果があがる。糸を引き目やにや「しみる私には強い」と患者さんに怒られ時がある。ジクアス点眼液の作用機序は結膜上皮から水分分泌結膜杯細胞からMuc5AC分泌を中心としたムチン分泌,角結膜上皮細胞を直接刺激します。そして、塩素イオンの分泌に伴う水分分泌増加させます、つまり、ジクアス点眼液が画期的なのは外から与えるのではなく自分の細胞が持つ治癒能力を助けるのである。ムコスタ点がと異なり透明でディンプルの容器がよい。特にご老人に圧倒的人気のディンプルの容器は参天製薬が特許を取ってますから他社ではまねできません。