おたふくかぜの予防接種って必要ですか。よくある質問です。誰もが疑問に思うことです。おたふくかぜの予防接種は任意接種ですのでこのような質問が生じます。MMRとして混合ワクチンが定期予防接種から外れて20年近くなります。1993年にMMRは中止となりました。おたふくかぜ単独ワクチン接種率は全国で見ると3割程度です。諸外国のように2回接種など夢の夢です。0.05パーセント程度の無菌性髄膜炎の発症が原因だそうです。おたふくかぜは別名ムンプスと言います。ムンプス脳炎、難聴さらに思春期以降では睾丸炎や卵巣炎のリスクがあがります。任意接種ですのでおたふくかぜのワクチンを子供に「うつかうたないか」は保護者が自分が決めることです。インフルエンザも任意接種ですのでうつかうたないかは保護者の考え方です。絶対安全ではないしインフルエンザワクチンは毎年変異するため株が変わります。「うってもインフルエンザにかかるから」インフルエンザは重症化しないための予防接種です。おたふくかぜはならないための予防接種です。変異もしないためのワクチンです。