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エスカレーター

エスカレーターとは中学受験をすれば大学まである程度の道がついた学校をさす。近畿統一試験を控えたこの時期にNK新聞の朝刊に一面下方に小さく載ってました。エスカレーター校出身者は就職に不利であるという内容の記事でした。裏事情が掲載されていました。表面的にはエスカレータ―校出身者も同じというが大学受験も高校受験もさらには高校受験すら経験していない子供がいる。わたくしがいじめ問題を取り上げたとき全国から寄せられた意見は「私立への転校」もっと具体的に言えば県外の小学校への転校でした。姫路には私立がないので違和感を覚えたが多くの方が思いついたのは私立への転校です。NK新聞の記事によるとエスカレーター校出身者は高校や大学経験していない然しこのような状態を打破するため県下の有名大学の付属中学では大学は外部へ出ていくよう中学一年で百人一首を冬休みに課したという話を耳にしました。受験をすると精神力がつく。確かに一回り大きくなる。そして、合格者には何か違いを感じることもおい。しかし、人生万事塞翁が馬ととらえる良い経験かもしれない。しかし、なぜこの時期にこんな記事が載ったんだろう。関東の中学受験は2月からです。直前にぶれるのはよくない。とうとう今日は第一志望校受験の日です。あすの12時30分には結果がでます。ああ憂鬱です。合格すればよいが第一志望でこけたらどうなるのでしょう。昨日は子供に姫路駅前の合格屋さんのたこ焼きを食べさせました。アツアツだととろけるような感触が好きです。受験が終わったらK式で英語をするそうです。Eマスターの時代に英語をしていたのでEペンシルを注文しました。JⅡまでやってましたがすっかりぬけてしまっています。受かったら受かったで算数は数学に代わります。面積図や天秤図は使わなくなります。方程式解禁です。人として生まれ生き続けることは絶えず自己研さんが必要であることは間違いないことです。人生の一つの節目が今日であり明日であることにすぎない。しかし、中学受験も曲り角、つまり軒並み志願者が減っています。ダブルスクールは私立へ進んでも必要そしたら公立へと回帰するのはあたりまえ。週刊誌や学校案内に登場する大学へ進学できるのは一部です。昔姫路市内で校長をされていたU先生が40年前に中学校の卒業生に色紙に書いて渡した言葉「得意淡然、失意泰然」現代は「失意冷然 得意淡然」と任天堂のY会長はおっしゃっている。今一度考えたいことばです。人生一寸先は闇。とも述べられています。いよいよ試験です。「あわてるな。焦らず急げ」無理だといってもよい言葉なので出かける前に激励しました。