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アセトアミノフェンと合剤

アセトアミノフェンは子供の解熱剤カロナールでおなじみでした。アレルギーの世界では配合剤は古いとことろではセレスタミンがあります。セレスタミンはポララミンとステロイドの合剤です。セレスタミンやべゲタミンを飲むとステロイドの副作用が出る恐れがあります。インフルエンザウイルス感染症ではではライ症候群の問題がありアセトアミノフェンを用いることになります。わたしが研修医のころはピリナジンがよく使われていました。座薬もアルピニーでしたが今はカロナールです。つまりアセトアミノフェンは優しいイメージです。しかし適応症を見ろとガン性疼痛がある。癌に効くということは強力なイメージがあります。オピオイド製剤にはノルスパンテープとトラムセットがあります。トラムセットは一回一錠一日四回経口投与することになっています。トラムセットはアセトアミノフェンとトラマドールの合剤です。アセトアミノフェンとNSAIDsは何が違うか?剤型が経口薬のみです。COX阻害によるPG合成の抑制ではなくではなく中枢神経系に働きます?副作用は肝機能障害です。トラマドールは鎮痛効果が高い。不す作用が少ない。麻薬ではない。ノルスパンテープのようにかぶれやお風呂入るときに注意が必要ということもありません。更に薬理学的特徴として抗鬱剤のSNRIに構造式が似ています。ノルアドレナリンセロトニン再取り込阻害作用を緩く持っているようです。モルヒネの5分の一というμ受容体に強い作用を有しています。トラ麻ドールは世界100か国で経口、徐放剤、座薬として用いられています。適応は慢性疼痛、癌疼痛です。高血圧の薬のプロミネントから合剤が日本でははじまりました。喘息の合剤にはSMART療法可能なシムビコートもあります。