配合剤が流行りです。アイミクスHDが昨年発売されました。特徴はカルシウム拮抗薬が最大量配合されていることです。海外では早くから配合剤が点眼薬として使われていました。10年ぐらい前は点眼薬でも配合剤は無理であると聞いていました。何が無理というと日本では配合剤の許可が下りないとのことでした。ところが最近アイミクスHDやユニシア配合錠HD、コソプト点眼液など血圧や眼圧など数字ではっきり出る領域において配合薬が多くなっています。この裏には新薬開発が特許切れに間に合わないという背景があります。点眼薬では配合剤を用いることにより防腐剤アレルギーの予防やアドヒアランスの向上に間違いなくつながります。最近発見した配合剤にアイミクス配合剤HDがあります。アムロジピンが10mgが入っていることが特徴です。今までの配合剤ではアムロジピンが5mgでしたが初めて最大量の10mg入っています。海外ではおおむね70パーセントはアムロジピン10mgが使われているそうです。アムロジピンはCCBに属する高血圧治療薬です。ARBとCCBの合剤が数多くあるがアムロジピン10mgはアイミクスHDだけです。