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OCT導入です

本日OCTがやってきました。OCTは緑内障と黄斑部の病気の診断に有効です。3年経って消費税が上がってから購入するのがベターと思いましたがファイリングシステムがパンクしましたのであわせて思い切って購入することとなりました。あれば便利なくても診療はできるのがOCTです。眼科の世界ではOCTが開業時になくてはならないものに変身しています。なぜなら病院の眼科ではOCTが標準になっています。緑内障ではOCTの普及とともにプレペリメトリックグラウコーマという概念が普及していくと考えられます。視神経乳頭所見と対応する視野所見というのがこれまでの緑内障診断の基本をなしていましたが変わるかもしれません。性的視野検査で緑内障と診断した時には40パーセントの視神経繊維が欠損していることが知られていますがこれからは40パーセント未満の視神経繊維欠損も積極的に治療して行く時代の到来かもしれません。立体的に診ないとわからなかった黄斑部疾患もOCTがあれば容易に診断できるかもしれません。税務的には手術しない施設では不要かもしれませんがこれからは標準装備になるかもしれません。