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本格漢方

本格漢方という名の図書が手元に届きました。本格漢方は週刊朝日ムック・漢方2013の副題です。本格漢方は毎年出版されます。週刊朝日ムックに私の名が掲載するようになりもう10年以上です。当初は漢方増刊号といういう名前でした。その後ムック形式開業した年に私の名が削除され「わたしが死んだ」「もったいない、せっかくよく勉強していたのに」と漢方をしている医師の間で私が死んだという噂が立ったいわくつきのしょもつです。死んだはずの私が漢方初心者の医師の方に向けた書物を「診断と治療社」から5月に眼科漢方の代表として分担執筆させていただいた書物が出版されます。漢方はいろいろ各医師が秘密を持っている。決して本当のことを明かさないところがある。教科書を読めばすべてが理解できるわけではありません。またいろいろな流派があり全く違う処方で同じひとつの病態を治療します。漢方単独治療はガイドラインの普及とともに難しい世の中になっています。本格漢方を読むと漢方に大きな期待をするが漢方薬は魔法ではありません。副作用もいっぱいあります。草根木皮からなる生薬を使用することで優しいイメージがあります。漢方薬を二剤組み合わせいかに効かせるか?漢方薬には限界があることは明らかです。