アレルギー性結膜炎は1型のアレルギーです。即時型と遅発層の2層に分かれます。抗原、特異的IgEおよびマストセルが関与する即時相、好酸球や2型ヘルパーT細胞が関係する遅発層に分かれます。日本眼科学会でアレズバというモーニングセミナーを拝聴しました。猛烈低気圧の後とてもすがすがしい東京のあさでした。東京国際フォーラムで朝7時30分受付開始で講演開始は7時50分楽しい1時間でした。ア〇ズバというTVをまねた「アレズバ」という3年目のアレルギーの講演会でした。実際に外来では保険診療では測定できない涙液中のバイオマーカーECPなどを測定する話でした。EPCは血液中の検体では測定されていますが研究目的で測定したデータでした。これから、涙液中のサイトカインプロフィールはもっと研究されるでしょう。すべての専門医がそうである様に眼科専門医を更新してゆくためには5年間に1回は日本眼科学会総会に参加する必要があります。アレルギー性結膜炎は国民病ですが推定でモノが進む可能性もあります。つまり症状で想像の上角化の医師が点眼薬を処方しているのが現状です。しかし、アレルオッチという涙液のアレルギーつまり涙液IgEを検査する方法もあります。しかし、スギ花粉症では臨床現場では60パーセントしか陽性にはなりません。もっと臨床の場で初めての花粉症つまり花粉症デビュ―の時や季節外れのアレルギー性結膜炎を的確に診断できるマーカーが必要です。明日の午前は子供の入学式や進級式です。受付がおりません。診察・検査・受付・会計すべて一人で行います。ご迷惑をおかけするかもしれません。それで私も成長します。