昨年も取り上げましたがお正月に飲むお屠蘇は漢方薬です。屠蘇散と言います。屠蘇散は中国から入ってきたようです。日本で日本人の体に合うように変更されています。烏頭つまりトリカブトと便がよく出る大黄は除き、蒼朮、桔梗、蜀椒、防風、桂皮からなります。以前は漢方メーカーさんが下さっていました。大黄が入れば下痢する人でる。烏頭なんて使えばドキドキ同期を起こす人がいる。蜀椒は山椒です。花椒とも言われます。最近は公正取引委員会の縛りが出てきているようでお屠蘇も自分で購入する時代です。。漢方メーカーさんに尋ねても年末には屠蘇は完売するようです、防風,桂皮は風邪の予防薬です。桔梗はのどの薬です。蒼朮や白朮は胃薬です。なかなかよく考えられた処方です。お正月には屠蘇散を飲みましょう。