眼科には慢性疾患で特定疾患に認定されているものがありません。70歳になると10人に1人の割合で日本人は緑内障です。そして社会的損失も大きいと思われます。緑内障は超慢性疾患である。ドライアイと緑内障は超慢性疾患である。では白内障はというと手術したらおしまいですよ。ところでアンケート調査で眼科医が思うほど几帳面には点眼していない患者さんが多いことが分かってきています。先日ももっと点眼したいといわれ緑内障の薬としては点眼回数が多いトルソププトを処方した人がアレいらんわとおっしゃいました。ドローとしているのがよくなかったかなと思ったが意味が分かっておられなかったようです。緑内障で唯一外来で効果判定できるのは眼圧です。緑内障になれば一生目薬が必要です。しかし、たかが目薬ジェネリックでよいはと思う方も多くおられます。高齢化でジェネリック医薬品を用いることは必要です。社会保障費を減らすには介護保険も高所得層には3割の負担、生活保護や公費医療の方はジェネリックのある薬はジェネリック医薬品で対応するそして最後は丸めや多剤の薬に対する減算しかし製薬会社には厚生労働省の天下りポストもある。財務省とて同じでしょう。大手健保に加入の方への負担に依存するのも限界でしょう、後期高齢者医療制度も限界です。点眼薬のジェネリックは基剤が異なるそれを逆手に取りNPやPFというものが開発されています。更にはタプロスミニ点眼液が登場しました。タプロ隅には少し割高のようです、容器に対する加算がつくからと考えてます。