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何よりも患者さんのために

何よりも患者さんのために沢井製薬です。高橋英樹さんがTVでCMやってました。CMの趣旨はジェネリック医薬品を用いると医師がジェネリック医薬品を使うとそして患者さんがジェネリック医薬品を用いると高騰を続ける医療費が収まるというものでした。日本のジェネリック医薬品は主成分が同じ、米国では添加物を含めて同じでないとジェネリック医薬品として認められません。そこで眼科・皮膚科用の外用薬では不安があります。そして不安な医師には後発品変更不可という印を押すことができます。院外処方箋には私は点数を取ってませんが一般名処方というのがあります。要するに成分名で処方することです。処方箋一枚につき商品名ではなくはなく一般名処方すると20円が医療機関に入ります。今やジェネリック医薬品を用いることは当たり前となっています。そして、中には特許が切れる前に先発品メーカーがジェネリックメーカーに特許の権利を売り渡してしまったものがあります。抗アレルギー薬のアレグラです。フェキソフェナジン「日医工」です。つまりサノフィが日医工に特許が切れる前にライセンスを売ってしまったのです。つまり来年FAになるプロ野球選手をFA前に他球団に移籍させるのと同じです。沢井製薬、日医工有名ですが今や一流の国産メーカーもジェネリック医薬品の分野を持っています。昔勤務先でソルメドロール500がデカコートに変わりました。わたしはソルメドロール125を一日8Vと書いたら薬局長が飛んできました。神戸の震災前のお話です。何よりも患者さんのためにと思っていまはジェネリック医薬品を処方しています。しかし、処方箋に後発品変更不可を押した処方箋が出回っています。