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当帰芍薬散

当帰芍薬散は安胎薬です。漢方薬は安全だと思っておられませんか。当帰芍薬散は漢方薬で私自身胃が荒れた経験がありますし妻も荒れたことがあります。虚弱な女性は結構当帰芍薬散で胃が荒れて飲めません。最近は注意して処方するのでそんなことはなくなりました。特に四物湯に含まれる成分はよく荒れます。当帰芍薬散って四物湯とご冷遺産を混合した方位を有しています。四物湯の生薬の一つである当帰は漢文で読むと「まさに帰るべし」子供ができない女性は里に返されたと聞きました。そうならないために用いる生薬が当帰です。要するに子供をさずからないのは女性に全責任を押し付けた時代があったようです。考えてみれば男の子を授かるにはY染色体が必要です。これは男性が有する遺伝子です。色覚異常が男の子に圧倒的に多いことも同じ原理です。当帰芍薬散は安胎薬とされています。妊娠しても飲み続けるように言われる方もいますが楊敏先生の講義を東京で聞いたとき女性の薬剤師さんが「妊娠してありがとうございました。」と言われた後に飲む漢方薬は何がよいかと質問されました.しかし、楊敏先生は何かあるといけないから一切の薬をやめると自身のポリシーをお話しされていました。特に寫下剤や駆瘀血剤は堕胎作用があるから絶対に妊娠が分かれば即やめることを旨とします。当帰は胃が荒れる。どうしたら防げるか?酒と一緒に飲むとよいと聞いたことがある。更には日本漢方では人参湯と一緒に飲むとよいと聞きました。なぜ四物湯から川芎を抜いているか?それは活血化瘀作用があり流産するからです。以上徒然なるままに何の資料も見ずに書いたので間違いがあるかもしれません