緑内障の視野はなぜ上下からやられるのでしょう。やっとわかりました。視神経乳頭の篩状板のポアが上下では大きく、視神経乳頭の中央では密なことが関与してるそうです。神経が粗であるためまず最初上下から視神経神経の線維は減ってゆく。性的視野に異常が生じるときにはすでに40パーセントの神経欠損が起こっています。動的視野では異常が出るのが50パーセントの視神経繊維の欠損とされています。然しいろいろ副作用を有する緑内障の点眼液を視野以上がなく他院へ行けばまだ早いとか緑内障ではないといわれる可能性がある。或いはFDTでのみ異常が出るときにはFDTは特殊検査であり何処にでもあるものではないと説明を加えておかねば大騒ぎになるかもしれない。更に最近3回目の静的視野検査で異常が消えてしまった人を経験した。視野検査に被験者つまり患者さんが慣れないときは悪い検査結果になりやすい。緑内障はお年を召された方が多いので固視不良に陥りやすい。今週はオクトパスをデモンストレーションしてもらう予定です。ハンフリーに比べて中心部分の視野の沈下が検出しやすいそうです。同じ方に続けて同じ検査はしにくい。