1日使い捨て遠近両用ソフトコンタクトレンズはLASIKみたいに100点満点を目指すものではありません。現在日本で使える1日使い捨て遠近両用ソフトコンタクトレンズは3社から出ています。臨床眼科学会で1日使い捨て遠近両用ソフトコンタクトレンズであるクーパービジョンのPROCLEAR1dayのフェアウエルセミナーに参加しました。新素材PCハイドロゲル素材を使用しているそうです。今までのワンデイレンズと同じ合わせ方でよいそうです。梶田先生の話では遠近両用だがシリコンハイドロゲルレンズと同じ価格で販売しているそうです。そして第4回アジアメデイカルコンタクトレンズセミナーでは塩谷先生にCIBAのMUTISTAGEという遠近両用の一日使い捨てレンズについての講演をお伺いしました。低加入度のレンズで対応するのがよいそうです。昔から言われていますが加入度を上げてもコンタクトレンズはメガネと異なり見え方の満足度が変わらない。コンタクトレンズの使用経験がある40歳から50歳代、近くが見えず不満がある、若い時から使用しているコンタクトレンズに不満があるこのような人に向いています。シードコンタクトレンズは一部日本群馬県で作っており東北の震災のようなことに備えて海外でも作っている。実際は人件費やコストの問題で海外で作っているそうです。現在クーパービジョン、CIBA,SEEDの三社から一日使い捨て遠近両用ソフトコンタクトレンズが出ています。クーパービジョンとぢゅお版でおなじみノバルテイスのCIBAは外資です。まずソフトコンタクタクトレンズの遠近両用は視力が気になる埃が落ちている時なるそこら汚い時なるような神経質な方のは向きません。許すという概念が必要です。コンタクトレンズ検査料と再診療で810円という人には絶対向きません。よく言われるのは近くも遠くも見えない。これが実態です。先日も遠近両用コンタクトレンズを反対に入れてこられた方がおられました。ご本人様は全く気付いていなかった。まさにこのような人つまり生活に困らなかったらよしという人にピッタリです。運転をしない人の方が良い。私はコンタクトレンズ推進派ではありません。一日使い捨てワンデイ遠近両用コンタクトレンズはわたしのところにはおいてません。メガネの方が良質の視力を得ることが可能です。