眼科の医療費を押し上げている薬としてお偉い先生が異口同音に抗VEGF抗体について語っておられる。一番新しい眼科〇会の会報、○○の眼科のトップページどちらにも記載してあった。それによると抗VEGF抗体の薬価引き下げの署名運動までなされたそうです。手術の診療報酬は上がっている。眼科医会は内保連に外保連から移ったそうです。内科はもちろん開業して外科医も内科になる皮膚科や小児科と違い特定疾患の指導料がない。アレルギー学会専門医のわたくしがアトピー性皮膚炎を診療しても破格の安さです。アレルギー学会も格下の学会です。何の診療報酬のメリットがない。うちの平均点数は低いしかし何もご存知ない患者さんは高いといわれることもある。きっとこのままでは眼科志願者の減少に歯止めがかからない。アレルギー総合専門医の行方も怪しい。抗VEGF抗体の硝子体内注射の薬剤費15000点から2000点3月に一回患者さんの負担です。手術室で行うのが日本では当たり前です。海外では外来で行うらしいが訴訟になったら日本では負ける恐れがある。比較的高頻度で無菌性眼内炎が起こるそうです。眼科志願者が減っています。手術しない眼科医は不要との診療報酬改定が2回連続行われたからでしょう。更に開業するには眼科は機械の投資が大きい。診療科によっては机一つというメンクリもある。うらやましい限りです。やはり全身を見る在宅診療が優遇される時代が来ている。今日もまた暇だ。眼科OPなし、アレルギー科どちらも暗い、アメリカならアレルギ専門医は待遇が良いようだ