九州の離島で13歳の方が心筋炎を診断できずお亡くなり訴訟になったそうです。訴訟になり医療側が6000万円負けたそうです。心筋炎は大変診断が難しい病気です。結果的には解剖で心筋炎の診断がついたそうです。時間とともにドンドン悪くなってゆく病気です。私が研修医のころ同級生の優秀な研修医の医師が心筋炎を診断して話題になった、特別優秀な医師で今も開業せず頑張っておられるようです。50歳を超えた今も急性期の医療をされているそうです。離島でも厳しい、しかし医師を集めるのは大変なはずです。過疎地は大学時代に奨学金もらったようなひとのような人材派遣するところがないと成り立たない。離島の医療どころかわが街の小児科救急が立ちいかなくなる。心筋炎を診たとき胸部症状軽くても急速に悪くなる非常に診断つけにくい。専門医と言っても小児科すべてが診れるわけない。裁判官は医療の素人です、鑑定人が入るといってもなかなか離島の医療水準で心筋炎を診断することは容易ではないことは医師なら誰でもわかります。心筋炎、喉頭蓋炎、ライ症候群、腸間膜血管の血栓症、腸重積の一部地雷疾患という呼ぶらしい。