先日も記載しましたがクリニックの職員とわたしの子供全員3シーズン連続インフルエンザウイルス感染症はいません。一旦インフルエンザウイルスが発症するとつまり発熱すれば平均どのノイラミダーゼ阻害薬を用いても2.5日書かかります。インフルエンザB型がちらほらおられる。先日B型インフルエンザで10歳を超えているのでイナビルを2本処方した。どうもどこの調剤薬局に処方箋を持ち込んだかは知らないが薬剤師がどのような指導をしたのかも知らないがお母さん曰く一本をこぼしてしまったらしい。イナビルは第一三共の製品です。第一三共にはイナビルをどこで吸えばよいかというデータがある。もちろん薬局で薬剤師の前で確実に吸うことがよいデータになっています。10代なのでタミフルの内服は使えない。院内にはラピアクタを私の子供がかかったときのためにおいている。そろそろ薬価改定なので返品か?と思っている。患者さんが熱が2.5日で下がらぬといわれて再診されました。念のため採血をしたがCRP0.4、WBC5000、やはりウイルス感染です。抗生物質の出番ではない。インフルエンザのキットを2回することは保険で査定されてしまう。熱が2.5日で下がらぬ場合どのようにすればよいか?っ発病後5日解熱後2日両方満たさないととうこうできないよ。漢方薬の麻黄湯はEBMをインフルエンザウイルス感染症に関して多く有する。漢方を知るものとしては最初の二日と私の中で決めている。それ以上服用したら胃が悪くなる。太陽病の時期から少陽さらには陽明病に至っているかもしれない。或いは三陽の合病である柴葛解肌湯の出番かもしれない。コタローのOTCで柴葛解肌湯が出ていることを思いだしたがどこに行けば打っているかわからない。混合診療になるしね。もうすぐ当直から解放されます。今日は神戸大学へ喘息死ゼロ作戦講演会へ午後から参加します。いろいろ勉強して経験を積み最後はへき地で地域医療に貢献して最後を迎えたい。昔の話ですが国会議員を辞職した例の医療法人のあ病院所在地に眼科の医師が遊びに行ったそうです。そしたら眼科の診療希望者が多く折角遊びに行ったのに毎日仕事ばかりしていたそうです。医師は偏在しています。