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婦人科と東洋医学

漢方で何とかしてほしいという方は圧倒的に女性です。男性も根性ある人はパラパラおられます。婦人科疾患の中医学での用語をまとめて学びました。ホルモン療法中の基礎体温はあてにならないそうです。自然周期は28日の前後3日だそうです。卵胞期つまり低温期は14日の前後4日が望ましいそうです。黄体期つまり高温期は14日で16日を超えない。当たり前のことばかりですが逆に10日前後は陽気不足だそうです。排卵期・月経期は肝の疏泄作用が大切だそうです。排卵と月経の問題は肝気鬱滞が多いそうです。胞宮瘀阻は血瘀のことです。子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮・卵巣の癒着・掻破等の手術に関することは胞宮悪阻だそうです。月経痛は前半に集中、激痛、黒い血塊の程度が増せば胞宮瘀阻の程度が増す。一人出産したら胞宮瘀阻は改善することが多いそうです。月経周期が長すぎるのは気血両虚、腎虚、脾気虚など、短いのは陰虚の虚熱、実熱が多いそうです。月経過多も胞宮瘀阻に多いそうです、月経過小は気血両虚肝腎陰虚、腎精不足等の虚証です。