*抗生物質を使わない医療を希望する人は少なくない。抗生物質の使い過ぎがアレルギーに関係している可能性があるとよく言われています。しかし抗生物質が助かる命を助けていることも否定できません。漢方薬で免疫力を高めることも大切です。インフルエンザウイルスの治療でラピアクタの点滴、イナビル、タミフル、麻黄湯、大防風湯どれを選ぶか?或いは何もしないか?という話題を看護師の方としてました、何もしないのは勇気がいる。皆さんならどれをとりますか?私のクリニックでも風には漢方薬を希望する人が多いがインフルエンザウイルスに対してはノイラミダーゼ阻害薬を希望する人が多い。漢方薬の麻黄湯は人気が高い。切れが良い。ウイルス性疾患に抗生物質を使わないことは当たり前になっている。しかし、眼科では重複感染防止という名目で抗生物質をアデノウイルス感染症に用いることが当たり前です。私は眼科に途中から転科したので最初違和感を覚えました。なぜウイルス疾患に抗生物質なんだろう?姫路に帰ってきてからも患者さんに同じことを聞かれたことがある。はやり目です。はやり目はウイルス疾患です。本来ウイルス疾患には抗生物質は不要です。しかし重複感染の予防のために抗生物質を投与するのはあたりまえです。更にウイルス感染にステロイドの点眼を使用するこれはアレルギー反応で起こるプンクタータを予防するからです。ステロイド点眼が怖くて使わないとどうなるか、視力障害が起こる。かなり良くおこる。どちらかというとステロイド点眼液の方が大切です。