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色覚異常

平成15年から色覚検査を今の子供たちは受けていません、保護者の方もまさかうちの子が色覚異常と思われていることでしょう。つまり平成15年に小学4年生になった人が高校3年生になるつまり3年ぐらい前からこのような高校生が増えています。治療法はないが早く知ることで進路が変わる場合がある。男子の場合20人に1人はいます。学校の養護教諭ですらまた再開するんですよねとか話をされます。平成26年4月1日に平成28年4月からの学校保健安全法施行規則の一部を改正する省令が交付されました。保険調査に色覚に関する項目を追加することにより積極的に保護者に周知すること必要があるとされました。それは高校に進学して職業を選ぶ段階になりまさかの色覚異常で自衛官や警察官のように緩和された今も制限が残る仕事で志願者が断念することが生じる。まさかと思うことが現実に起きている。逆に色覚異常の制限が撤廃されている医療ではどうか?色覚異常を有する医療従事者による誤投薬は随分前から起きています。健康診断の情報が機微な情報であることは事実です。遺伝的にわかっていたらと思いますが遺伝がはっきりしにくい、あるいは男性側の両親に聞きにくい。色覚異常の相談には診療報酬がついていないから熱心に取り組む施設もない。色覚異常は手術のような派手さがない地味な世界です。座高や寄生虫検査の廃止は妥当だと思います。