昨日ひどいアトピー性皮膚炎のお子さんが来られました.よく効くと思ったらステロイドでステロイドできれいになりやめたらリバウンドが来る。又か?の繰り返しだそうです。漢方薬をあまり期待せず私のところへ来られたようです。粉も飲めるといわれましたが錠剤にしました、アドヒアランス向上を考えました。アレルギーで効く薬といえばステロイドです。ステロイドにもさまざまなランクがあります、患者さんにはステロイドは怖い薬とのイメージがしみ込んでいる。外用薬・飲み薬すべて怖い。更には抗生物質の広域スペクトラムのものを使うとしばらく耐性になっている。マイコプラズマ肺炎のアジスロマイシンつまりジスロマックも6か月くらいは次回投与時期まできにくくなっています。また、抗生物質の使い過ぎがアレルギーを増やしたという説もあります。そこで皆さん期待されるのが漢方薬です。しかし、西洋薬にない味があるのが漢方薬です。ただそれだけのことです。例えば風邪をひくのは肩からとか首からだというと発想はすごいと思います。普通西洋医学ではのどから風邪をひくと考えています。西洋医学と東洋医学では発想が異なります。ただ発想が違うと考え方が合うかどうかという問題です。