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舌診アトラス

患者さんにお見せする舌診アトラスを新たに購入しました。以前は鉄筋コンクリートでしたのでメデイカルユーコンの大きな舌診アトラスを壁に着けていました。今は軽量鉄骨なので壁にできるだけ掲示物をしないよう心がけています。今回購入したのは東洋学術出版の下敷きのようなタイプのものです。本屋さんには売ってないそうです、お取り寄せしました。診療に役立ててゆきたいと考えています。診察の時、患者さんご自身に手鏡で舌を見ていただいて説明しています。ユーコンの小さな本には異常の舌が少ないため東洋学術出版の方が優れています。切診の中で脈診は難しすぎる、腹診は眼科には合わないなじまない、おなかの病気以外にはいまいちである。おなかを触って方剤が決まることに違和感を持つ医師や薬剤師は多いと思う、特に薬剤の資格では体を買われない、だから鍼灸師になる人もいる。薬剤師不足の時代にもったいない、困ったなあ。そうなると舌診が一番良い。医歯薬出版から出ている神戸中医権のものは詳しい、患者さんに漢方薬だすなら問診以外に何か一つくらいしないとインチキと言われそうである。