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ネスプ30

ネスプ30を用いて順調に腎性貧血は改善しています。一週間にHbが0.2mg/dl改善すればよいそうです。ネスプは従来の製剤よりも持続時間が長いことが特徴だそうです。だから一カ月に一回投与でも14日に一回投与でもよい。腎性貧血にフェジンの静注を併用するかどうかは賛否両論が分かれるところです。嚥下障害による低栄養もあり多くの患者さんと同じでアルブミンも下がっているそしてむくみも出ている。そこで代謝が早く一時的な効果しか期待できませんがアルブミンも入れてみました。アルブミンを注射した日には発熱がみられました。少し尿路のカテーテルの中が汚れているのでカテーテルも入れ替えました。輸血ならプラステイック留置針は16G,造影剤なら18Gですがアルブミンなら細い注射針でも入ります。今日でネスプ30を合計3回投与後一週間を経過しました。何もできない在宅診療の中でネスプ30は皮下注射が可能です。初めてHbが10を超えました。アルブミンも0.5回復シテいましたよ、昨日は朝6時から採血に行きました。ボタン式の胃瘻はわたしが同じ状態ならつくられたくないのでやめです。アミノ酸の末梢点滴を試みる予定です。MCVは90でした。鉄が使われていません。