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eGFR

血液検査をすると最近eGFRについて尋ねられることが増えた。GFRは糸球体濾過量のことです。糸球体濾過量は2時間又は24時間の蓄尿が必要です。そこでクレアチニニンから算出する簡便法がeGFRです。eGFRはCr、年齢、性別から算出されます。九〇以上が正常値です。STAGE2が60以上で血圧管理を行う時期です。、stage3つまり60以下になると血圧の管理とともに減塩・カリウム制限・蛋白制限が加わります。eGFRは糸球体から老廃物を排泄する力です。腎機能が低下すると尿毒素が蓄積します。糸球体は片方の腎臓で100万個あります、また腎臓は二つあります。SGLT阻害薬の発売以来腎臓が注目されています。私はスーグラしか使っておりませんが5人の方に用いています。夜間頻尿ぐらいしか有害事象はありません。尿細管での再吸収というのを学生時代学んで以来久しぶりに学びました。LDLとHDLの比についても質問をうけます。動脈硬化を見る指標です。特定健診も一手に引き受ける医師会臨床検査センターの影響は大きい。LH比2以下を目指す。HDLを上げるためには青魚を食べたりロトリガを服用した利することが求められます