新規のシダトレンの投薬開始は12月の半ばまでに始めないと全国的に来シーズンに間に合わないばかりか、12月中旬以降5月までの間に新規のシダトレンを開始するとアナフィラキシーのリスクを上げます。12月中に第3週に突入していなければいけません。花粉飛散によりアナフィラキシーのリスクを高めます。ところで杉の木を植林していない沖縄・北海道ではシダトレンによるスギ花粉の治療は行われるのでしょうか。いいえ行われないようです。しかし、考えてみると転勤族の方がシダトレンを継続的に行ってゆくには沖縄・北海道でもスギ花粉の治療が行われた方がよいと思いませんか?転勤でまたスギの植林を行っている地域へ戻るとなると沖縄北海道へ赴任中も継続しておかなければならないように思います。12月中に第3週を迎えることをシダトレンの投薬開始では求めています。12月末に開始をしないことが求められています。根性と粘りを要する治療であるスギ花粉症の舌下免疫療法はスギ効く治療ではありません。予防接種と同じで当初は有害事象の方が多いかもしれません。特に口腔内や口の周りの副作用が多いと聞いています。