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ベルソムラ

睡眠障害の講演が続きました。睡眠薬も自殺に使われたバルビツール酸誘導体から1967年に初めてベンゾジアゼピンのベンザリンが発売され、最近では非ベンゾジアゼピンに変わってきています。もっとも新しいところでは2012年ルネスタが発売された。ベンゾジアゼピンは依存性があります。一方、スプレキサントつまりベルソムラには依存性がないとされています。初めは摂食中枢に関与する可能性があるとされたそうです。睡眠薬を服用すると認知症になるという話を良く効くとの論文も限りなくあります。みんながみんなそんなことはありません。どちらが本当なのでしょう。先日参加した睡眠障害セミナーでは薬を服用して認知症になるというのはちょっと違うようでした。睡眠障害を起こしている患者さんが認知症になりやすいのではなく薬が効いている間少しレベルが落ちているのではないかという話でした。デパスつまりエチゾラムは服用するしないの落差が大きく依存になりやすいそうです。つまりデパ中になりやすいそうです。デパス0.25mgが世に登場してあたらしい。短い時間良く効く薬には要注意です。