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患者さんの顔

患者さんの顔のは複数の面がある。受付等職員に対する顔さらに医師に対する顔と本当の素顔の最低3つの顔をもっている。私は戸を閉めずできるだけ声を聴き会話を聞き複数の顔を見るように努めている。わざと患者さんに聞こえるよう話すことすらある。だから私の診察は聞いていて面白いといわれる。そういう医師も増えている。誰か証人が必要な時もあるかもしれない。季節により同じような病気の人が来ることも少なくない。みんなそうなんだと思うと安心できる。ワクチン同時接種しているDrがみんなしていると思うと患者さんが安心すると言っていた。訴訟対策といったDrもいた。ものの考え方はよいときもあれば悪い時もある。患者さんも医者の前では本当のことは言いにくい。私はDrにしては話がしやすいらしい。関係のない話をしすぎて患者さんに怒られるのも漢方専門医なら仕事のうちと思っている人は少なくない。新谷教授もその一人だ。あの大きな体で大笑い患者さんの気持ちは安心に向かうであろう。三谷准教授もそうだ。廊下で待つMRさんは私より面白いという。保健所は個人情報保護の観点を中心に物事を進めるが、個人情報保護法の過剰反応は医療の場で何度も問題になってきた。