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医療面接

診察終了間際に電話が入った。何かと思えば面接だった。私が面接をされたのです。人材派遣会社のトップからの医療面接でした。ご自身も産業カウンセラーとして産業医学を実践されている。産業医つまり労働衛生コンサルタントとして働く前提の面接で間に入る方との電話を介するものでした。今の学生には医療面接というものが在学中何度も試されるようです。通るまで再試験があるそうです。私はまず落ちる。できなければ何度も再試だそうです。メンタルヘルスを診断するには面接が必要です。医療面接はまず①傾聴、②共感、③OPEN とCLOSEDQUESTIONを組み合わせる、④解釈モデルを尋ねる、⑤わかりにくい言葉を用いない。この5つが基本的医療面接の技法だそうです。最後に印象的だったのは薬にも面接にも副作用があるということでした。効果と副作用は誰でも感じているが一体だということです。不適切な使用と適応の誤りはいつでも起こりうることです。副作用の内容もいろいろある。事前に副作用がないものはない、食べ物でいえばそばを食べて死ぬ人もいる、漢方薬が安全だと思っている人が少なくなったが今もいる。面接にも副作用はある。ドラッグストアと保険診療の違いがわかららない人がいる、それは保険診療ではないといいたくなる。