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枳実と芍薬

中医学の研究会で「芍薬と枳実」という内容で講演を伺いました。私はかねてから「芍薬と枳実」についていろいろ考えていました。いました。先日の私自身の講演では桔梗と枳実について取り上げました。保険医協会の新聞に講演の感想を書いてくださった先生ありがとうございます。枳実と芍薬は漢方エキス製剤で枳実と芍薬が配合されたエキス剤のリストをROWAR POINTのスライドに上げました。POWER POINTを見直してみました。経方では四逆散、大柴胡湯、麻子仁丸、排膿散及湯、経方以外では五積散、荊芥連翹湯が見られます。漢方薬を処方するために古典を勉強することは考古学のようなものです。古書も医学の場合どんどん進歩してしまうため西洋医学では少し前の書物はどんどん破棄していかないとわたくしの自宅の書庫がパンクしてしまう。しかし、東洋医学の場合結構古いものが値打ちある。温故知新の精神です。芍薬はせんじ薬では赤芍です、赤芍とは皮付きの芍薬です。赤芍は活血作用が多い。赤芍は自由診療です、一生使えそうにありません。4月25日〔土〕選挙前で誰も来ないとは思いますが私一人で診療・受付・検査この日は子育て世代はPTA総会に参観日です。