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児童の漢方薬

最近、漢方薬が飲める児童が増え、漢方薬で心身症を治療したい保護者が増えている。しかし、最初は根性を入れて粘り強く子供つまり児童に接する必要がある。子供に漢方薬を処方するとき四診はしないのが普通です。その理由はまだ色がついていない子供では何をしても異常は出ません。夜尿は中医学では腎気不足です。更には肺脾不足、肝胆湿熱もある。癇証とは煩躁不安、形態消瘦、面色少華の状態です。癇癪とは精神的に不安定で夜間不眠を伴う。小建中湯は桂枝加芍薬湯加コウイです。芍薬が入っており緊張を緩める。FLASHBACKでは有名な神田橋処方がある。子供にも使えるそうです。神田橋処方は四物湯合桂枝加芍薬湯を派生させたものである。子供は繊細で、色々な現象が起こることに対して保護者がなぜを繰り返さないといけないです、繰り返しても子供は本当なことをなかなか言わない。授業の間の休憩時間によその教室に入ってはいけないほど今の教育は難しくなっている。学校でも子供の姿はオープンスクールでみるものは仮像であり、安心してはいけない。オープンスクールで授業中児童には恥をかかせてはならないということがバックボーンにある。加害児童の保護者逆切れということが日常茶飯のようです。かといって薬を飲まないなら児童の精神科というは相手にしてくれない。小児では甘麦大棗湯は抗不安薬として多用されている。心の問題では飲みやすいのでまず使ってみる価値がある。不安な子供には甘麦大棗湯がよい、保護者が子供が本当に漢方薬が飲めるのかと一生懸命な姿が子供に伝わる。子供にかかわる問題が今の学校には多すぎる。