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製薬会社からの情報

製薬会社からの講演会の講師料が1000万円を超えるケースが100人以上に上ることが分かったそうです。しかし、公開しているといっても3日間だけであったり個人情報保護法を盾になかなか譲らない製薬メーカーも多いそうですね。宮岡等教授の話を聞いていると複雑なものがある。精神科領域に限定した薬の話ですがMR自身の倫理観あるいは製薬会社を含む倫理観に任せずこれらの情報は宣伝と思って考えていかねばならない。情報を得るにはどうすればよいかと質問された医師がいた、答えは医薬品医療機器総合危機PMDAの情報を読むことですがかなり分厚い情報です。PMDAの審査報告書も添付文書も訴訟になれば読むがなかなか熟読できません。PMDAのホームページから情報を売ることは大切です。うつ病になったから抗うつ剤を服用することに異議を唱える方は少ないと思われる、しかし小麦粉でもつまりプラセボでもかなり有効だという話を聞くと飲みたいと思う人は減るだろう。心の気管支炎だから薬は必要と聞いたことがある。しかしセロトニンやノルアドレナリンが枯渇しているのはEBMがないと宮岡等教授はお話されていました。