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にきびと耐性菌

過酸化ベンゾイルの働きはピーリング、抗菌作用です。過酸化ベンゾイルでも副作用はある、おかしいと思ったらすぐにやめるべきです。ニキビはアクネ菌が発症に絡んでいます。どうしても外からの外用薬が中心となる。寒熱のベクトルで見る漢方薬の処方を求めてにきびの方がお越しになる。今までニキビといえばダラシンゲルとディフェリンゲルが使われていることが多い。青春のシンボルと言われたにきびもすっかり嫌われ者です。漢方薬で赤いニキビや黄色のにきびを見ると漢方薬では冷やしたくなるが素体は冷えている特に男性よりも女性に多いのではなかろうか?そういえば昔、硫黄カンフルローションというのがあった。硫黄カンフルローションは洗顔後すぐ塗布しない方がよいと聞きました。にきびこと尋常性ざ瘡の原因となる菌は30パーセントくらいは抗生物質耐性菌つまりアクネ菌耐性クリンダマイシンが増加しているようです。そこでべピオゲルが登場したようです。外用抗生物質、レチノイド、内服抗生物質、漢方薬そして過酸化ベンゾイルが日本で使えることになりましたピーリング効果そしてしみること一か月赤いにきびが改善しているとよいと思います、臨床治験で実施していないことは言わないのが今の日本です。BPOは角質剥離作用と抗菌作用が期待されています。べピオゲルには耐性ができないない抗菌作用に期待が寄せられています。然し、講演会も雑誌の記事も同じ先生ばかり登場する。