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春季カタル

夏休みも終わりです、アレルギー学会のアレルギー専門医講習会で春季カタルの講演を拝聴しました。遠くからお越しになる小学生で春季カタルと診断することが増えている。中学生以下所得制限有の無料化で春季カタルに使うシクロスポリンの点眼液であるパピロックミニやタクロリムス点眼液のタリムス点眼液が使いやすくなっている。最近はなぜか、特に輪部型が多い。眼科を3件か4件回ってステロイド点眼液を入れても他院でよくならなかった。そしてお越しになると眼瞼型もあるが真っ赤な結膜は輪部型です。しばらく点眼液はやめてはいけないすぐ元の木阿弥になりますよとおつたえしてますがみんな結膜充血が改善すると点眼液を辞めたくなるのです。パピロックミニ点眼液が良いのはどのような人か?まずはパピロックミニ点眼液はBAKフリーでやさしい薬です。一方タリムス点眼液は強力です。ステロイド点眼液と異なり眼圧上昇の心配がない。最近は春季カタルが緩解しにくくなっているそうです。