婦人科の漢方薬はイスクラ漢方アドバイザーをされていた揚敏先生の講義ノートを何度も愛読しています。周期療法で攻めるからです。しかし周期療法は忙しいという方が多すぎる。良い天気でした、名古屋まで婦人科領域の漢方薬について講演を聞きにいきました。ひめじでは漢方薬の講演などほとんどない、だから医師が診療時患者さんの前で製薬会社の手帳を見て診療しているらしい。患者さんから聞いた話なので真偽は定かではない。漢方薬は安く手に入るようになった、しかし製薬メーカーは苦しい。ニンジンを筆頭に甘草など中国依存の生薬の体質から離脱しなければならない。円高や現地の物価高で多きく影響を受ける体質は危険です。ラオスでは学校が地域貢献でつられ喜ばれていると新聞に載っていました。野生の生薬など取りつくされてもうありません。夕張のように破たんした街に貢献しさらには生薬の安定供給しなければならない。最後に漢方薬をたくさんお持ち帰りいただくと合わない人は多くを捨てることになる。薬局で保険が適応されない漢方薬ならもったなくてそんなことはしません。さらに婦人科領域の周期療法はもっと細やかに診療しないといけない。