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薬疹

薬疹とは全身投与された薬剤により生じた皮膚粘膜病変のことを指します。外用薬で局所に生じたものが薬疹ではなく接触性皮膚炎です。薬疹はいつ・だれに発生するか不明です。薬疹の診断は血液検査ではできません。範囲は広範囲・左右対称・丘疹状・蕁麻疹状が一般的です。播種性紅斑丘疹状・蕁麻疹状の形をとることが多いそうです。蕁麻疹型は2から3分ぐらいでする発疹が多いようです。播種性紅斑状薬を服用して3日以内や21日以内の皮疹は感染症を疑うべきだそうです。固定薬疹は薬を服用して数時間で出現する、境界明瞭の紅色丘疹で皮膚粘膜の境界に見られるそうです。灼熱感やピリピリ感がある。紅斑が癒合すると紅皮症になるそうです。多形紅斑型もある。円形紅斑が特徴で癒合すると地図状になる。てんかん薬は重症薬疹であるDRUG INDUCED HYPERSENSITIVITY SYNDROMEを引き起こすことで有名です。今は亡き相見三郎先生は柴胡桂枝湯や芍薬甘草湯がてんかんに効くとの報告がなされています。しかし、EEGでの変化を検討していません。症状や発作回数だけです。漢方薬が正しい評価を受けるにはEBMが大切です。