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水腫・湿・痰飲

水腫・湿・痰飲とは中医学の用語です。さらには陰虚という概念がある。陰虚は日本漢方と中医学では異なる。日本漢方では単なる水の異常です。これが日本漢方には理論がないといわれると弱いところです。江戸時代にはもっと日本の漢方もレベルが高かったそうです。明治時代に蘭学中心に医学が変わったところで衰退の一途をたどったそうです。水腫とは英語のEDEMAのような状態。湿は今の気候が署と湿であるというような表現と私は理解しています。日本の漢方には陰虚の概念がない。日本漢方の陰虚は陰証で虚証を意味していわゆる冷え性のようなイメージです。陰虚と傷津はどのように違うか。物質としての陰が不足するのが陰虚です。傷津は短期間の水の不足つまり熱中症はまさに傷津ではないかと思います。傷津のお薬の代表の五皮飲にはスイカの皮が入っています。痰には広い意味の痰と狭い意味の痰があります。つまり呼吸器系の痰、怪病の原因となるたんです。局所的に雨が降っているようです、私のクリニックのあたりはきのうもおとといも大雨でした。一昨日はすごかった、医師会の委員会が8時からあったが大雨で欠席してしまった。21時30分まで雨宿りしていました。今日も午後はSHOWERが来るのでしょうか。湿邪と署邪で体がだるい。今週末はまた東京で眼科実践講座2015とCATARACT ACADEMIC SEMINARです。帰宅するのが遅くなりそうです。私は外からクーラーで湿邪、体の中なかからは石膏・知母で冷却です。元来冷え性なのに五心煩熱で手足が温かい。男性更年期なのか、ホルモンバランスが乱れているようです。