1型アレルギーでかゆくなるのは主にヒスタミンです。1型以外のあれるぎーにはIL-31が関与するとされています。ヒスタミンにはH1受容体以外にH2、H3、H4、があります。H3受容体拮抗薬はアルツハイマー病に有効です。ヒスタミンと受容体の結合を遮断するH1受容体拮抗薬はコリン受容体やセロトニン受容体に結合するため副作用の多い薬です。もっともセロトニン受容体に結合しやすいのはザジテンです。血管にはヒスタミンが多数存在します。じんましんはこの受容体を介して起こります。Ⅰ型アレルギーで抗ヒスタミン薬が無効な場合はすでに受容体にヒスタミンが結合しているからである。