ワクチンギャップの解消に向けてというタイトルの講演会に参加させていただきました。私以外は小児科医の先生医師会の委員会で御一緒になったことがある方ばかりでした。世界でワクチンで助かる命が260万人失われています。ワクチンで助かる命には5歳以上では肺炎球菌、B型肝炎ワクチン、子宮頸がんワクチンが命に係わるワクチンだそうです。病気がはやらなかったらワクチンは不要、副作用が危険、1998年にLANCETに掲載された論文ではMMRワクチンで自閉症になるという論文が掲載されのちに撤回されたが論文を掲載された医師は医師免許を取り上げられたそうです。たとえばなしでカラーテレビと女性の寿命というのもありました。カラーテレビの普及で女性の寿命が延びたという仮説をだれかがたてるとしたら信じますか。私は信じませんむしろ運動量が減り寿命が短くなりそうです。SIDSとワクチンこれも関係ないでしょう。すべてにおいて紛れ込みというものがあります。はしかつまり麻疹ですが1000万人に6人が死亡率だそうです。ところがワクチンが存在しなければ1000万人に10000から20000人だそうです。100パーセント安全なワクチンは存在しない。私は明日3か月のお子さんに4種混合ワクチン、Hib、プレベナー13、ロタウイルスの同時接種をご予約いただいています。小児科で予約が入らないからと遠くから予防接種にお越しになる方がおられる。所得制限有の医療費無料以外にもっともっと行政がするべきことがあるように思いませんか。おばあちゃんを予防接種にできる方はいいですねえ。オーストラリアでは定期予防接種を受けないと児童手当が出ないとN大学の教授がおっしゃっていました。定期予防接種は社会を守るワクチン接種です。