マスコミにもよく登場される東京の田町の梶田眼科の梶田正義先生の乱視についての講演を拝聴しました。梶田正義先生はわたくしのクリニックにあるNIDEKのAA2を発明された先生です。AA-2は老眼を調べるのに最近重宝しています。混合乱視は網膜上と網膜前にピントが合う状態です。カラーのMAPで出てきますから患者さんも納得されます。近視性乱視は網膜膳にどちらもピントが合う状態です。弱主計線とは近視が弱い、強主径線とは近視が強いことを意味します。乱視には角膜乱視と残余乱視に分かれます。(水晶体乱視+α)つまり全乱視は角膜乱視と水晶体乱視です。中央ー中央乱視は瞳孔が大きくなく視力が落ちる完全矯正で快適である。輪部-輪部乱視はは瞳孔が大きく視力が落ちる、完全矯正で快適である。0.75Dの乱視が残るほうが快適だそうです。一部の安井眼鏡店などでは乱視がありますからとすべての乱視を矯正するところがあるのも事実です。ハードコンタクトレンズは残余乱視には無効です、角膜乱視に力を発揮します。私自身40歳代から乱視が減っています。不思議な話です。