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糖尿病は万病のもと

血液検査でCRPが高い患者さんが続く。扁桃周囲膿瘍で痛くて会話ができないどころか声が全くでない。喉頭蓋炎ではなさそうなので抗生剤とデカドロンの点滴、輸液量2500mlと保険で査定されるくらい大量に輸液しましたが結局尿は出なかった。翌日に備えて紹介状と予約を取ろうとしたら血液検査で血糖値が400ml/dl近くある、点滴と反対の腕から採血したので限りなく糖尿病に近い。糖尿病と言われたことはないそうです。次は肺癌でIN OPの患者さん。HbA1Cが6台の糖尿病。ALBは3mg/dlしかありません。ファロム、グレースビット、ミノマイシンといろいろ内服していただきましたが大きな病院にシルバーウイーク前でしたので大病院へ紹介しました。予想通り眼窩蜂窩織炎でした。入院になりました。いろいろ漢方薬も服用いただきましたが無理でした。私のところは抗VEGF抗体や白内障手術もしないから平均点数が低い医療機関ですから保険でなかなか査定されることはほとんどありません、しかし、過剰医療だと返戻が来るのが嫌です。シルバーウイーク前でしたのでとにかくどこの病院も予約が入りません。さらには呼吸器科でかかっていると思い眼科も同じ病院と思っても予約が入りませんでした。シルバーウイークなんて誰の発想かしれませんが医療にとっては迷惑です。MRSAか緑膿菌かなんかわからないけど眼脂の培養ではMSSAの患者さん改善しています、おそらくこの人も栄養状態が悪く眼窩蜂窩織炎を起こしていたんでしょう。漢方で抵抗力を上げれたらよいがやはり抗生剤の全身投与は必要です。内服ではなく点滴が必要なことも多いと思いますが保険の査定が怖い、子供の風邪もウイルス感染だからすべ麻黄湯でよい。しかし、インフルエンザも24時経過を見て麻黄湯で解熱しなければ一度受診を促すのが良いそうです、天気が良すぎてBLOGのアクセスすが増えません。