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漢方薬の条文

漢方薬を処方するとき条文を思い浮かべることがなかったが今の漢方専門医制度では条文を記載して報告することを求めている。条文に基づかぬ処方は報告できません。日本東洋医学会漢方専門医の更新の時期ですがなかなか完成いたしません。さらには10例の詳細な報告の中で腹診についての記載がある。女性医師ならよいが表の顔はふつうの眼科医で男性の私がおなかを触るには大きな壁がある。小腹不仁を見るにはへそより下を触る必要がある。また、おなかにすべてが現れるわけがない。専門医として報告には四診のうち二つ以上との記述がある。私の場合、脈診と舌診になる。しかし、この東洋医学会の10例の報告は良い記載例悪い記載例との記述がある。今までこんなのなかったのになあと思います。中医学がそして漢字の略字がISOつまり世界標準になるのも嫌です。日本では漢方薬を希望されてお越しの方に西洋薬も処方できる。あとひと月以内に更新しないと漢方専門医がなくなる、一年間停止になる。6月の高松の東洋医学会も宿泊予約しているが無駄になってしまう。毎日憂鬱です。しかし、普通の眼科専門医にはもう戻れない。