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腸間膜静脈硬化症

漢方薬にも副作用はある。腸間膜静脈硬化症ってご存知ですか。漢方薬の副作用としては黄芩が8割は関与する間質性肺炎やアレルギー性の肝障害が有名でした。今注目を浴びているのは山梔子が疑われる腸間膜静脈硬化症です。山梔子が33名の報告例で30例に見られるというので疑われている。山梔子はくちなしのことです。回盲部から直腸に向けて病変は広がるそうです。クチナシは黄色い色を付けるのにつかわれます、子供のころ餅つきでクチナシを使っていたのを覚えています。サツマイモ・クリ・たくあんの黄色もクチナシが使われるそうです。下痢・腹痛・便秘などが漢方薬服用者で見られたら頭の片隅に置くべき病気だそうです。注目されるべきは同じ漢方薬を西洋薬のように5から10年も続けて服用している人がいることです。私ならまず季節で薬を変更します。漢方薬の漫然投与は小柴胡湯いろいろな漢方薬が何かしら問題を起こします。何故なら今のようにインスタント珈琲と同じように簡単に漢方薬を飲めた時代はなかったということです。煎じ薬が服用できるのは難病の方・お金持ちになってきていると思います。逆ザヤで保険で漢方薬の刻みを服用するのは無理です。漢方エキス製剤も逆ザヤ生薬で厳しい。山梔子・黄芩は悪薬なのでしょうか。