子供のアレルギーは最初は食物アレルギーから始まります。気管支ぜんそくは2歳に秋に発症することが多いとされています。ダニアレルギーは2歳で急に増える。喘息発作は気温・気圧・湿度と密接に関係します。喘息死はゼロ作戦のためか吸入ステロイドのためか大きく減少しています。乳幼児にはまだまだ治療困難例があるようです。アトピー性皮膚炎は減っているが気管支ぜんそくは減少しません。畳が減った、あるいはカーペットの売り上げが1980年代にピークを迎え減っていることとアトピー性皮膚炎は関係するかもしれません。今のところ3回目の喘息死のOUTBREAKはなさそうです。アレルギーを全身疾患としてみるという法律が昨年7月国会を通過しました。私も2月に知りました。ところで乾燥肌に早期のスキンケアはアレルギーマーチを阻止するかという話があります。経皮感作の概念からは可能性はあると思いますがこれからEBMの積み重ねが必要になります。アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症は減っていません、今年の姫路はスギ花粉の飛散は大変少なかった。ニュースで女御県南部といっているのは西宮芦屋の阪神地区のデータです。そろそろヒノキ科です、患者さんが入れ替わっています今日の外来はどんなものでしょう。