女子以血為用、男子以気為用。女性は肝を持って先天とする蔵血。男性は腎をもって先天とする蔵精。素問に陰陽の調和が良ければ気血の調和が良いとの記載がある。また陰に問題がなくてその中に用を秘めておれば精神が安定し陰陽がかい離すれば正気が絶えるという記載がある。ある中医師によれば低温期は温経湯で滋陰養血あるいは三補三寫の六味丸、高温期は牛車腎気丸や四物湯さらには大防風湯で温陽補血が良いとされている。排卵で陰は陽に転じる。陰陽転化は重陽必陰、重陰必陽という言葉で表される。月経周期には早い、遅い、バラバラといろいろあります。腎陽はハードの部分で疏と泄をつかさどる。外は気血を巡らせる、泄とは妊娠不成立時不要な血海から血を排泄することです。腎陰は生殖のハード部分です。封と蔵をつかさどる。月経以外の時期に血海以外の出水門を閉めることです。大防風湯は温陽補腎養血。衝気は疏泄、任脈は風蔵に働きます。疏泄が盛んになるのは排卵期と月経初期です。疏泄により気血のめぐりをよくする。衝脈は12経脈の要衝です。任脈の任は任養の意味だそうです。