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SGLT2阻害薬と脳梗塞

SGLT2阻害薬は尿から糖を排出し尿量を増やす薬です。SGLT2阻害薬で本当に脳梗塞は増えるのでしょうか。糖尿病で脳梗塞が増えるのは当たり前です。糖尿病治療の目的は合併症を起こさぬことです。脳梗塞が多いのは春と秋の彼岸です。脱水が多いのは夏です。だからと一時5人以上SGLT2阻害薬のスーグラを使用していました。しかし、夏にご用心というので夏には他剤に変えてしまった。SGLT2阻害薬が発売され脱水で脳梗塞になるというのが盛んに言われている。脳梗塞の危険因子は高血圧であると思う私はずっと疑問に思っていました。内科医会の講演会で座長の労をおとりくださった医師がジャデイアンスが30パーセント心血管エベントが減少するまるで心臓の薬みたいですねとおっしゃっていました。今の厳しい時代に適応外の事を言及していけないそうですがメーカーでなければよいのでしょうか。利尿剤をジャデイアンスに加えてもかわなかったようです。ペットボトル一本余分に飲みましょうというが漢方薬の考えでは余分な水は津液にはならず脾肺腎から排出と吸収のバランスをとります。逆に水分を多く摂取すると脾胃の虚弱を増強する。