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アラキドン酸

アラキドン酸は大学3年の時生化学で学習しました。わたくしのような新設私立医科大学は低学年からみっちり勉強するシステムでした。大学なのにいきなり8時30分始業です。その時期に学んだことが今薬となっています。おおよそ30根の呉です。細胞膜のリン脂質にPHOSPHOLIPASEA2が働きアラキドン酸が形成されます。そしてCOX1/2がはたらきPGG2そしてPGH2からPGI2,PGE2、TXA2に分かれます。要するにアラキドン酸の代謝産物は炎症を引き起こします。アラキドン酸が今脂質代謝で登場しています。EPAやDHAなら脂質代謝のお薬を飲みたいという患者さんが少なくない。中性脂肪は今食後でも170mg/dlや200mg/dl以下にしないといけないようです。STATINではEVENTを完全に予防できない、smalldenseLDLは臨床現場では測れません。STATINではEVENT抑制できないそのRISKをRESIDUALRISKと呼んでいます。日本語にすれば残存RISIKです。パルモデイアが出てきて33円が高いか安いかは別として2週間ごとに痛くもかゆくもないない脂質異常にかよってくださるかんじゃさんはいない。